ホコリが分厚く積もってる感じですが、
まちょっとばかり拭き掃除する心持ちで、すっきりサッパリ
久しぶりに、すごくお話ししたいアーティストのことを
じっくり書いてみようとおもいます。
無精でダメ人間なぼくを再びその気にさせてくれたのは、
日本の女性4ピースロックバンド、ねごと(site) です。
ねごと - DESTINY (youtube)
大学生になった2010年に、はやくもメジャーデビューした彼女たち。
今年はその5周年に到達し、11月23日、東京LIQUIDROOMで
『お口ポカーンフェス?! NEGOTO 5th Anniversary
~バク TO THE FUTURE~』 と題した記念ライブが開催されました。
なかなか発表されなかったこのフェスの出演者が分かったのは、
開催2か月前の生配信企画のとき。そのライナーがなんとこれでした。。
笑。つまり、フェス形式といいつつ、本人たちが出ずっぱりで
7時間ライブをやってしまおうというもの。
あえて補足をすると、ねごとは、お祭り好きではあるものの、
決してハデハデ・イケイケなタイプというわけではありません。
メディアに登場するときなどは、いつも大人しくて真面目な雰囲気。
そんな彼女たちが、この記念ライブの7時間という長丁場を
自分たちだけでやりきると決めたのは、そうとう本気に違いない。。
そう思った瞬間、矢も楯もたまらずチケットを取って、
ぼくも馳せ参じてきたのですが、これがもう桁外れに楽しくて、
ぼくも馳せ参じてきたのですが、これがもう桁外れに楽しくて、
どのステージのどの曲も忘れられない、素晴らしいフェスになりました。
1か月以上たった今でも、余韻がずっと続いている感じです。
本間夕子さんによるライブ当日のクイックレポートが
その雰囲気をとてもよく伝えてくれていますので、リンクしますね。
[ねごとステージ#1 ねごと] [ひとごとステージ#1 藤崎佑]
[ねごとステージ#2 ねごと] [ひとごとステージ#2 澤村小夜子]
[ねごとステージ#3 ねごと] [ひとごとステージ#3 沙田瑞紀]
[ねごとステージ#4 ねごと] [ひとごとステージ#4 蒼山幸子]
[ねごとステージ#5 ねごと]
[ねごとステージ#1 ねごと] [ひとごとステージ#1 藤崎佑]
[ねごとステージ#2 ねごと] [ひとごとステージ#2 澤村小夜子]
[ねごとステージ#3 ねごと] [ひとごとステージ#3 沙田瑞紀]
[ねごとステージ#4 ねごと] [ひとごとステージ#4 蒼山幸子]
[ねごとステージ#5 ねごと]
そこには、デビューから今現在、そしてこれからの姿も想像させる、
多彩で芳醇な「ねごとサウンド」が溢れていました。
この日のエンディングは、アマチュア時代の怪作『ループ』。
入りのベースソロからして、ほんとにJKがこれをつくったのか?って、
当時とっても驚き、掴まれた曲です。
ねごと - ループ (youtube)
デビュー当時から抜群の音楽センスを持っていた彼女たちですが、
その一方で、学生のままいきなりプロアーティストになり、
多くの聴衆にアウトプットしていく重圧にも苦しんできたそう。
ライブでの力不足を実感し全員で泣いたというエピソードや、
壁を壊していきたいと切実に語る姿が、数年前にはありました。
しかし今年、3月にリリースした渾身のアルバム『VISION』を引っ提げ、
全国をツアー。たくましく、しなやかに成長し、
確かな自信を歌と演奏に乗せ切ったライブを見せてくれました。
その集大成となったこのお口ポカーンフェスでは、
「私たちの音楽をみんなに届けたい」という想いの種がついに大ブレイク!
ねごとの魅力のすべてが芽吹き、いっきに咲き乱れていました。
集まったオーディエンスもみんなそのことを肌で感じて、
タイムテーブルが進むに連れどんどん盛り上がりが加速し、
6時間超えの大トリでは、疲れも知らずにフロアが大バクハツ。
踊り、跳び、叫び、大合唱、鳴りやまない拍手。。
情熱的で祝祭感に満ち、音楽をみんなで楽しむ喜びが渦巻いていました。
では、1stシングルにして代表曲となったこの名ナンバーを。
というわけで、ねごとの記念フェスに浸りきったシアワセ感を
ただ勢いだけで書いてきたわけですが、所詮こんなおじさんの
感想文がなんぼのもんやねんってところですから、
ここはぜひとも、フェスまるごとDISK(BR/DVD)化!を
切望したいと思います。
ねごとの楽曲は、聴き込んでいけばいくほど、
コクのある音楽テイストを味わうことができます。
ぼくなりの聴き方なので、他の方に共感してもらえるかどうか
分からないのですが、次回、改めて、このあたりのことを少し
掘り下げるおしゃべりをしたいなと考えています。